稲盛和夫さんの言葉に
「人生とは世のため人のために生きることであり、
そうでないのであれば人生に意味はない」と言う言葉が有るそうです。
良い言葉ですね
まさにその通りだと思います。
この様にも話されています。
人生の目的はどこにあるのでしょうか、もっとも根源的ともいえるその問いかけに、
私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。
昨日よりましな今日であろう、今日よりよき明日であろうと、日々誠実に努める。
その弛まぬ作業、地道な営為(えいい)、つつましき求道(ぐどう)に、
私たちが生きる目的や価値がたしかに存在しているのではないでしょうか。
現世とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場である。
人間の生きる意味や人生の価値は心を高め、魂を錬磨することにある。
まずは、そういうことがいえるのではないでしょうか。
俗世間に生き、さまざまな苦楽を味わい、幸不幸の波に洗われながらも、
やがて息絶えるその日まで、倦(う)まず弛(たゆ)まず一生懸命生きていく。
そのプロセスそのものを磨き砂として、おのれの人間性を高め、精神を修養し、
この世にやってきたときよりも高い次元の魂をもってこの世を去っていく。
私はこのことより他に、人間が生きる目的はないと思うのです。
全く同感です。
偉そうな顔をして人生の勝者であるような態度で居る人と
安い時間給で曲がった背中で清掃の仕事を一生懸命している人の
背中を見ていると、・・・・
思わず涙がこみ上げてきます。
いったいどちらの人が魂を磨いているのでしょうか・・・。
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