1997.12.14 06:09ごはん粒食事の時に一粒の米粒が見えるこの一粒の米が、いか様に作られて来たか、どれだけの月日を過ごしてきたか少なくとも数百日は外で過ごして来たと思う大雨の日はつらかったと思う風の強い日には倒れないように踏ん張ったと思う天気のいい日は楽しかったかも知れないやさしい農家の人の手に何回かは触れたであろういかに私の想像の及ばない事をこの米粒は経験してきたのかそして今、このごはん粒は私の体に入り私の体の栄養になる偶然も、たまたまもこの世の中には無い私の為に大きくなって来てくれた何ヶ月も生き抜いてきてくれたみずみずしい細胞を維持してきてくれた一粒のごはん粒やその細胞に感謝!感謝して!「ありがとう!」「ありがとう!」・・・と言っていると、涙がポロポロこぼれてきてごはんが喉を通...